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キャリア教育コーディネーター全国大会 開催レポート

第2回キャリア教育コーディネーター全国大会 開催レポート

第2回キャリア教育コーディネーター全国大会

2015年4月29日(祝・水)、国立オリンピック記念青少年総合センターにおいて、第2回キャリア教育コーディネーター全国大会を開催いたしました。
(主催:キャリア教育コーディネーターネットワーク協議会/後援:経済産業省・文部科学省)

 

認定キャリア教育コーディネーター会員の他、これからキャリア教育コーディネーターをめざす方、企業の方、行政関係者など、90名の「キャリア教育を志す社会人」が集結しました。

キックオフ

椋下聡美さんからの開会宣言第2回全国大会実行委員長 椋下聡美さんからの開会宣言のあと、代表理事挨拶 生重幸恵から、開会にあたっての挨拶。

文部科学省中央教育審議会委員の立ち位置から、検討が進んでいる様々な改革の「いま」について報告がありました。

 

生重幸恵 代表理事挨拶変化のスピードの速さ、そしてその中で学びの最前線で関わっていくために、キャリア教育コーディネーターには自ら最新情報をとりに行く必要性があり、「地域・学校の課題解決に寄与するキャリア教育コーディネーターへ」というステージへの成長が求められていること、地方創生において要となるの「人づくり」の中で教育が担うべき役割は多くあるというメッセージが発信されました。

 

基調講演「これからの教育とは」

長田 徹 先生(文部科学省 初等中等教育局児童生徒課 生徒指導調査官)

長田 徹 先生
(文部科学省 初等中等教育局児童生徒課 生徒指導調査官)

現在検討が進んでいる次の学習指導要領改訂について、その議論の方向性と背景、その中でキャリア教育の位置づけ、これからについてお話しいただきました。

 

中央教育審議会での諮問資料、PISAやTIMMSの調査からみた子どもたち・教員の現状、学校での取り組み事例など、背景にある“リアルな姿”もたくさんご紹介いただきました。

 

キャリア教育コーディネーターだけでなく社会人ひとりひとりが、どのように学校・教育に関わっていくべきなのか、自分には何ができるのかを考え直す、心に響く90分間となりました。

<講演の中のキーワード>
  • 「学習意欲・学ぶ意義を、“本人の将来に照らしあわせて”理解していくこと。」
  • 「子どもたちが社会に出るときに、どんな力が求められるのかを、大人が描く必要がある。」
  • 「他人の経験を、自分の経験と照らし合わせて自分の学びに。教師も生徒も他者との対話が大切。」
  • 「学習指導要領の改訂は決して新しい何かを作るわけではない。先生がいままでやってきたことの意識づけ。」
  • 「キャリア教育には社会人の“参画”が必要。“参加”ではなく“参画”であることがキーワード。」
  • 「先生がキャリア教育をやりたいと思ったときに、社会が協力できる体制を作ろう。国民運動にしていこう。」
  • 「自信のない教え子たちに自信を持たせるために、まずは先生が自信を持てるようにしよう。」

分科会「全国のキャリア教育コーディネーターの活動」

全国で活躍する8人に認定キャリア教育コーディネーター会員から、それぞれの活動について事例発表がありました。キャリア教育の取り組み事例としてだけでなく、資格取得後、認定キャリア教育コーディネーターとしてどのように自身の活動を広げていくのか、その様々なロールモデルに触れることができました。なお、3会場の分科会は、実行委員の司会進行のもとに行われました。

それぞれの発表の概要について、以下でご覧下さい。

山浦 こずえさん(静岡県)

「地域と協働した小学生の仕事体験と振り返りPRポスター制作発表・展示」

山浦こずえさん山浦さんは、行政との協働事業を実施するため、市民団体「キャリア教育研究所ドリームゲート」を設立。地域と協働し、地域の店舗・企業でのお仕事体験を行いました。体験後には、ふりかえり授業としてPRポスターの作成も。分科会では、取り組みの事前・事後での子どもたちの変化・成長、地域や産業界への効果に加え、今後の課題・取り組みについて紹介していただきました。

山浦さんの活動詳細はこちらへ!

磐田こどもまちゼミ「お仕事体験わくわくワーク」
https://www.facebook.com/iwakuwaku

「憧れの大人プロジェクト」
(市民団体キャリア教育研究所ドリームゲート)
http://akogareotona.hamazo.tv/

当日の発表スライドはこちら!

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沼田 翔二朗さん(群馬県)

「高校生のライフデザインに関する一考察~ARCSモデルを活用して~」

沼田 翔二朗さん沼田さんは、群馬県の県立高校で実施した「高校生のライフデザイン講座」を事例にご紹介いただきました。J.M.ケラーの学習意欲モデル「ARCSモデル」を用いて分析。どのような仮説のもと実施し、結果、高校生たちはどのように変化したのか、また結果としてわかった授業を設計する上での工夫点、先生とどのようなコミュニケーションをとって行くべきかといった点もお話しいただきました。

沼田さんの活動詳細はこちらへ!

NPO法人DNA
◎ブログ:http://ameblo.jp/dna-machizukuri-5/
◎FB :https://www.facebook.com/dna.npo?ref=hl

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板井 恒理さん(京都府)

「アウターンプログラムについて(インターンシップで求められる機会とは何か?)」

板井 恒理さん板井さんは、3014年から京都で、大学と連携し、「地域の中小企業の事業主や個人事業主と大学生をマッチングし、新たな企てを興す」というインターンシッププログラムを開発されてきました。「アウターン」が従来のインターンシップと違う価値を提供できること、また、ご自身が経験してきた人材ビジネスの中から、なぜキャリア教育に取り組んでいるのか、これからの展開可能性についてお話しいただきました。

板井さんの活動詳細はこちらへ!

※準備中です

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※準備中です

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三宅 亮さん(大阪府)

「高等支援学校における国語×キャリア教育の展開~メモ学習を通じて~」

三宅 亮さん三宅さんは、勤務先である高等支援学校において取り組んだ、特別支援学校高等部学習指導要領に基づいた国語教育の展開、「指示を聴き、文字として書く“メモ学習”」についてご紹介いただきました。卒業後は「就労」をめざす生徒たち。高校1年11月の職場実習の前に、LHRと国語の授業を連携させながら、どのような授業を展開させていったのかをご紹介いただきました。また、キャリア教育コーディネーターとして、ご自身がこれからどのように活動を広げて行こうと考えているかなど、リアルなお話もお聞きすることができました。

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渡邉 志保さん(宮城県)

「今を生きる多彩な大人(生きざま)から想像する”未来”
 ~400名の市民講師と共につくり出す偶然の出会いの場~」

渡邉 志保さん渡邉さんからは、中学校・高等学校でキャリア教育・進度指導の導入・動機づけとして活用されている「キャリアセミナー」についてご紹介いただきました。「少人数の車座講座であること」「多彩な講師」という2点にこだわっていること、そこに込められた想い、実施にあたってコーディネーターが大切にしていること、講師との関係構築の工夫、そこで生まれた生徒・大人にとっての効果など、プログラムとその運営に関する具体的な内容についてお聞きすることができました。

渡邉さんの活動詳細はこちらへ!

NPO法人ハーベスト
http://www.heartbest.net/

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※準備中です

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松本 直子さん(沖縄県)

「”手帳“と”キャリア教育“のコラボで生まれた新規プロジェクト
~キャリア教育コーディネーターの新しい可能性への挑戦~」

松本 直子さん松本さんは、手帳の会社「NOLTYプランナーズ」と一緒に、手帳とキャリア教育をコラボさせたプログラムの開発を行いました。手帳を使った8つのプログラムのうち3つの具体的な内容もご紹介いただき、また、プログラムの内容のみならず、キャリア教育コーディネーターとして活動を継続して行くために、どのようにお金を生み出し、事業化・自立化させていくのかにも触れていただくことで、その仕組みづくりについて考えるきっかけとなりました。

松本さんの活動詳細はこちらへ!

◎オーシャン21 キャリア教育サイト
http://yumesodate.com/
◎NOLTYのサイト
http://www.noltyplanners.co.jp/scola/

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荒川 有紀さん(大阪府)

「キャリア教育を軸とした学校間連携・地域連携の推進事例
〜キャリア教育コーディネーターの役割の変遷を通して〜」

荒川 有紀さん荒川さんは、2011年から大阪狭山市にキャリア教育サポーター(大阪府教育委員会事業)として派遣されました。市内の学校でキャリア教育推進のための教員と連携したワークショップの実施や、地域・企業と連携したプログラム実施も手がけています。キャリア教育についての理解のない中からのスタート。先生・地域とどのように関係を作りながらプロジェクトを進めて行ったのか、キャリア教育コーディネーターとしての活動のポイントも教えていただきました。

荒川さんの活動詳細はこちらへ!

◎NPO法人JAE
 http://www.jae.or.jp/

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米蔵 雄大さん(愛知県)

「高校生インターンシップにおけるコーディネーターの在り方」

米蔵 雄大さん米蔵さんからは、第5回キャリア教育アワードコーディネーター部門で最優秀賞を受賞した、コーディネーターを活用した高校生のインターンシップの推進についてご紹介いただきました。インターンシップが求められる背景、実施の成果のほか、コーディネーターとしてインターンシップ・高校生にどのように向き合うべきなのか、その姿勢についてもお話しいただきました。

米蔵さんの活動詳細はこちらへ!

◎NPO法人アスクネット
 http://www.asknet.org

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コーチングセッション「これからの私のアクションプランを描く」

講師 本間 正人 先生(京都造形芸術大学教授 ・ 一般社団法人キャリア教育コーディネーターネットワーク協議会理事)

講師 本間 正人 先生
(京都造形芸術大学教授 ・ 一般社団法人キャリア教育コーディネーターネットワーク協議会理事)

当協議会の理事でもある本間正人先生によるコーチングセッション。一日でどのような気づき、学びがあったのかをアウトプット。

会場からの質問として、「効果測定はどのようにしたらいいのか」「キャリア教育コーディネーターとしての“自立化”“事業化”はどう考えたらいいのか」などがあり、本間先生からのアドバイスだけでなく、会場内で意見を出し合うなど、ともに学びあう時間となりました。

 

コーチングセッションの様子

コーチングセッションの様子

また、「これから」を描き、それぞれが、それぞれの活動を広げて行くためにどんなアクションを起こすのかを宣言しました。

 

 

 

 

 

 

 

クロージングセッション

最後に、次回開催についての告知も行われました。次回は名古屋でお会いしましょう!お楽しみに!

次回開催告知の様子

次回開催予告!
◎日時 :2015年9月26日(土)・27日(日)
◎開催地:名古屋

◇◆◇

STAFF(敬称略)
★第2回全国大会実行委員(開催地会員による全国大会盛り上げ隊)
 ※分科会司会進行および懇親会運営

委員長: 椋下聡美     副委員長: 今井晋彦
委員: 宇田川真也・加藤和子・下村妙子・高秀章子

★運営・記録(ネットワーク団体によるお・も・て・な・し&全国への情報発信部隊)

諌山聡史(キャリアリンク)・神部愛(オーシャン21)
小杉和哉(スクール・アドバイス・ネットワーク)
中山聖子(ハーベスト)・難波祐美(南大阪地域大学コンソーシアム)
坂野充(JAE)・平田節子(まなびの応援団)・山田優作(アスクネット)・市野敬介

★運営事務局(なんでも工作員)

小寺良介・松倉由紀(キャリア教育コーディネーターネットワーク協議会 事務局)

★主催統括(キャリア教育開拓団長)

生重幸恵(キャリア教育コーディネーターネットワーク協議会 代表理事)

 


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