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【事例】エコ・モノ語(がたり)

※【次世代育成という明確な理念に基づいて実施している事例】

授業名 エコ・モノ語(がたり)~モノづくりの流れとそこに関わる人たちのストーリー~
企業名 パナソニック株式会社
http://panasonic.co.jp/cca/demae/ecomono/index.html
コーディネート団体 株式会社キャリアリンク(大阪府)
備考 ●実施学年 : 小学校5年生、中学校 ●授業数 : 全5時間(中学校は4時間)
●必要な設備 : パソコン、プロジェクター、スクリーン

 

工業生産を支える人たちの役割を通じて考える
5年生社会科「エコ・モノ語(がたり)~モノづくりの流れとそこに関わる人たちのストーリー~」
社会科 + 環境教育 + キャリア教育

「育成と共生」を理念に「次世代育成支援」「環境」のふたつの重点分野で企業市民活動に取り組むパナソニック株式会社。「次世代育成支援分野」の取り組みの一環として、教育貢献をひとつの重要な課題と位置づけ、独自の取り組みを始めている。

同社が実施する「エコ・モノ語(がたり)~モノづくりの流れとそこに関わる人たちのストーリー~」の特徴は、社会科、環境教育、キャリア教育の要素が詰まっていること。

小学校5年生の社会科単元である「工業生産を支える人たち」と連動しているだけでなく、環境教育的要素も持つ。また、モノづくりに携わる人々の努力や工夫から仕事の役割を考える、というキャリア教育の要素も持っている。

進め方の特徴としては児童の考える力を育成する「思考支援型プログラム」であり、ワークシートなどの題材をもとに児童が自分で考えていく構成になっている。

授業は5時限で構成されている。そのうち4時限は、ワークシートやDVDなどの教材を使い先生に実施していただく構成。カラフルなワークシートは、楽しく論理的に考えさせることをめざして作成されている。

時代の流れに伴い家電によって便利になる生活がイラストでわかったり、洗濯機の進化が実物写真で紹介されていたり、と見ているだけでも楽しくなる。この教材を使った授業案が書かれたティーチャーズガイドとセットになっている。

まず最初の3時限は先生に行っていただく授業。教材を使い「家電製品と私たちの生活との関わり」「家電製品の進化と私たちの生活」「工業生産を支える人々の役割と工夫」の授業を進めていただく。4時限目に同社の社員が登場。ものづくりのさまざまな役割の中から、ある職種の社員が登場し、仕事上での環境のための工夫や努力、また自分の仕事に対する思いなどを語る。

そして最後の授業は、今までの学習内容を参考に、家電製品を使う立場として、自分ができる環境行動について子どもたちに考えさせる。


社員出張が無理な地域はビデオ教材で。
今年の実施実績は全国300校(出前授業実施150校、教材活用校150校)

教壇に登場する社員は、事前研修としてコーディネーターから数時間のレクチャーを受けている。自分で資料を作成し、それをつかった模擬授業や、先輩同行研修などを経た上で、実際の教壇に立つ。内容が吟味されているだけでなく、話し方や言葉の選び方も安心して聴いていられると、先生方からも感心されることも多いという。

他にもこんな声が届いている。
「行き届いたワークシート、ティーチャーズガイドのおかげで、授業がしやすかった」


「エコアイディアについて家庭でも話す機会ができたようで『親子で意識をもちながらエコに参加できる』と保護者からも好評だった」
「環境学習を意識しながら授業を進めたつもりであったが、社会科での産業、特に企業が商品開発に関わることにも興味を持ち、ねらい以上の成果を得ることができた」
「モノづくりにも企画や設計などさまざまな役割が関わっていることが児童にとっても新たな発見だった」。


このプログラムは、21年度には90校、22年度は全国300校で実施している。社員が出張できない地域は社員の登場部分をビデオで対応するなど、できるだけ全国たくさんの学校でこのプログラムが実施されることを希望している。


学校から送られてきた講師への御礼のお手紙と学級通信。裏には、子どもたちが考えた自分のエコ宣言が掲載されていた。

授業をうけた子どもの声
  • 工業生産に関わる、すべての役割の人たちが協力しないと、よい製品ができないんだなと思った。
  • 家電製品には歴史があって、現代のものは昔のものをもとに便利にしていったということが分かった。
  • 会社でもたくさんエコ活動をしているから、私たちもエコ活動をしようと思った。
授業を行った企業の感想
  • 出前授業で学校を訪問するたびに、私たちモノづくりの現場の人間の話を聞いている子どもたちの「活き活きとした眼差し」に驚かされ、その度に教育貢献活動の意義を感じています。私たちはこれからも地球の未来を担う子どもたちを育むことに全力を挙げて取り組んでいきたいと考えています。

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